オートクチュール縮毛矯正

1.施術前

縮毛ではなく波状毛の髪質で髪の重なりで膨らみが強く出てる状態。乾かしただけでは跳ねてまとまりが悪く、毛先もパサパサしてしまっている。Pilastro Hairオリジナルの縮毛矯正で乾かすだけで綺麗にまとまる髪にしていきます。

2.カウンセリング、毛髪診断

髪の状態により縮毛矯正の薬剤が変わります。髪質、ダメージレベルの確認して薬剤選定をしていきます。髪の履歴に左右されますので、髪の履歴（いつ縮毛矯正しててやどれぐらいのペースでカラーをしてるなど）が正確に分かればわかるほど縮毛矯正の仕上がりが綺麗になります。初めてご来店頂く方はご来店前に思い出して頂けるとスムーズに進みます。

3.シャンプー、クレンジング

特殊なシャンプーで汚れを取り除きます。

※【UFB炭酸泉クレンジング】を一緒にしていく事で、髪についてる不要な物を除去し、薬剤浸透率が上がるので薬剤パワーを最小限に抑えることが可能になり、ダメージが少なくなります。

4.前処理

健康で薬剤浸透が悪い髪は浸透促進剤塗布。

☆ヘアケア(トリートメント)剤の仮止め

薬剤を塗布する前に、ダメージが強い毛先部分にヘアケア(トリートメント)剤を塗布していきます。ここでのヘアケア(トリートメント)剤は仮止めになり、これから塗布する薬剤に髪が耐えれる状態に強化させています。

5.一剤塗布

毛髪の状態によって調整し、お客様の髪にあった薬剤を塗布して髪の結合を切っていきます。ここの工程で1時間半ほどかかることもあります。薬剤がついててそんなに時間置いて大丈夫なのか心配な方も多いとは思いますが、それを配慮した上での薬剤選定になりますのでご安心ください。

☆ヘアケア(トリートメント)剤の浸透促進

毛先のダメージ箇所にヘアケア(トリートメント)剤の浸透促進剤を付けます。毛先まで縮毛矯正をされる場合は1剤に混ぜて行います。

6.流し、中間水洗

1剤をしっかり流します。
この流しをしっかり行うことで、一度1剤の作用をなくす必要があります。

※【UFB炭酸泉クレンジング】を一緒にしていく事で、より効果的に薬剤を流すことが可能です。出来るだけしっかりと成分を抜き、薬剤の反応をマイルドにしていきます。地味な作業ですがとても重要な工程になります。

7.☆ヘアケア(トリートメント)主成分の導入と架橋

しっかりと1剤を流した後に毛髪に大事な成分を補うことが重要になります。【活性ケラチン】とその他アミノ酸やCMCの細かい成分を導入し、水洗時に流れ出た成分の補給を行います。

この時に補給するヘアケア(トリートメント)剤は非常に小さく定着性が少ないので、導入した成分を架橋と言って、成分同士を繋げ成分を大きくし流出を防ぎます。アイロン作業が出来る環境を整えていきます。

ヘアケア成分も架橋成分も混ぜた瞬間から反応が始まる為、その場で調整し、スピーディに塗布していきます。

また、この後の作業工程に高熱でのアイロン作業があるので、髪が耐えれる環境を整えていき、熱よるダメージリスクを下げていきます。

8.ドライ、ブロー、アイロン

ドライヤーでブロー後、ストレートアイロンで癖をまっすぐに伸ばします。アイロンの圧のかけ方、アイロンの温度、熱を置いていく時間で仕上がりがかなり変わります。アイロン作業で、的確な仕事ができると仕上がりが大きく変わり、艶髪を作る事が可能になります。

☆ヘアケア(トリートメント)剤の固定化

アイロン工程でヘアケア(トリートメント)剤も固定化していきます。

9.二剤塗布

1剤で切った結合を再結合させていきます。

☆ヘアケア(トリートメント)剤の定着化

2剤の中にもヘアケア(トリートメント)剤を塗布しながら再結合を強くしていきます。酸化が甘いと再結合がうまくいかず、他の成分とくっつきダメージになるのでしっかり丁寧に塗布していきます。ここでの工程でヘアケア剤がすぐに流れていく事を阻止していきます。又、酸化は1剤で切った結合を再結合すると共に、今まで入れてきたヘアケア(トリートメント)剤も定着させていきます。

10.流し、後処理

薬剤をしっかり流します。

2剤に使う薬剤は髪や地肌に残りやすい薬剤で、頭皮に残ると薄毛の原因になったり肌荒れの原因になりますので後処理剤で流しきれなかった薬剤の除去をしていきます。

※【UFB炭酸泉クレンジング】を一緒にする事で、さらに薬剤除去効果が上がります。

11.カット、仕上げ

カットの工程は切る長さによって順番が前後します。

12.施術後

乾かしただけで綺麗にまとまるヘアスタイルが完成。ダメージも少なくしなやかな仕上がりになります。