リファ「イオンケアブラシ」使い方とプレミアムとの違い|濡れ髪NGの注意点も

「イオンケアブラシって実際どう?」「プレミアムとの違いは?」という声に、美容師の現場視点でお答えします。
使い方(4シーン)からデメリットまで、キャンペーン前に押さえておきたい要点を一気に解説。
麻野一番おすすめの使い方は、シャンプー中に頭皮をやさしくブラッシング。毛穴まわりの汚れをかき出し、健やかな頭皮状態を整えることが美髪の近道です。
イオンケアブラシはこんなブラシ
- 頭皮密着&かき出しを狙ったピン設計。
- ドライ/ウェット両用で、シャンプー時の頭皮ブラッシングにも使えるのが魅力。
- 「毎日のお手入れを頭皮ケア時間に変える」ためのホームケアツール。
使い方は4シーン(おすすめ順)
① シャンプー時の「頭皮ブラッシング」(最推し)
- 髪と頭皮をぬるま湯で予洗い→シャンプーを泡立てる
- 生え際→頭頂部(つむじ)へ向かって、やさしい力加減で頭皮をブラッシング
ロングの方は一定方向にブラッシングを推奨 - 目安1〜2分/強くこすらない(刺激・絡まり防止)
狙い:毛穴まわりの汚れの“かき出し”をサポート→頭皮環境の土台作り



髪が長く絡まりやすい方は、いきなり頭皮をブラッシングせず毛先の絡まりを先にほどいてから頭皮ケアに移ってください。
シャンプーを流した後に「いつもと同じシャンプーなのに指通りが全然違う」と感じていただけるはずです。
※注意:ブリーチ毛・ホームカラー履歴がある方、絡まりが強い方は、シャンプー時のブラッシングは避けてください。
② お風呂前の「ドライブラッシング」
入浴前に毛先→中間→根元の順でやさしくブラッシング。
- 髪表面の花粉・黄砂・ほこりなど“大きめの付着物”を先に払う→シャンプー効率UP
- 毛先の絡まりをほぐして摩擦ダメージを軽減



このひと手間が、美髪への近道です。
③ トリートメント時のコーミング
- シャンプー後に水気を軽く切り、トリートメントを中間〜毛先へ塗布
- 毛先→中間の順でやさしくコーミング(根元や頭皮はとかさない)
塗布ムラを減らし、薬剤を均一に行き渡らせる/ぬめりを利用して指通りを改善/仕上がりのまとまりとツヤを底上げ



トリートメント時のコーミングはダメージ毛や絡まりやすい方でも使用可能です。
④ 日常での絡まり防止「ドライブラッシング」
夜のケア前や帰宅後に軽くほぐす。朝は寝ぐせを整えた後、表面をスッと通して仕上げ。
もつれ予防とまとまり維持/表面をなめらかに整えてツヤをサポート



巻き髪の日は、ブラッシングでカールが緩みやすいので通しすぎに注意。必要なら指先で面だけ整えるのも◎。
✅ ポイント共通
・力を入れすぎない(頭皮刺激・絡まり予防)
・円を描く大きい動きはNG:特にくせ毛・パーマ毛は絡みやすい
・濡れた状態は無理にとかさない(絡まりやすい髪は毛先から)
「イオンケアブラシ」と「イオンケアブラシ プレミアム」の違い
結論
毛量が多い方・髪が密な方は、プレミアムはピン数が多く密着感が高い反面、頭皮まで届きにくいケースがあり、頭皮ブラッシング目的なら通常の「イオンケアブラシ」がおすすめ。
ツヤ感は「プレミアムの方が出る」と言われてますが、仕上がり差は“わずか”で、過度な期待は禁物です。
選び分けの目安
頭皮ケアをしっかり/毛量が多い → イオンケアブラシ
髪表面のまとまり・ツヤ見えに“ほんの少し”こだわる → イオンケアブラシプレミアム(ただし差は小さめ)
イオンケアブラシのデメリット
- 静電気防止は“体感弱め”
イオン発生はあるが、静電気ゼロにできるほどの制電ブラシではない。オイルやミスト、湿度管理の方が効きやすい。 - 持ち運びはやや不便
ボディ形状的に外出用コンパクトコームの代替にはなりにくい。 - 1本運用だと動線が面倒
お風呂でも乾いた髪でも使えるのは魅力だが、1本しかないと毎回浴室へ持ち込む手間がある(「浴室用+ドライ用」で2本持ちが快適)。 - ブリーチ毛・ホームカラー履歴の方は非推奨/要注意
キューティクル損傷や絡まり・引っ掛かりが強い髪は、濡れている状態でのブラッシングはNG。さらにダメージを広げる恐れがあります。使うなら必ずドライの状態で、毛先→中間→根元の順にやさしく。無理にとかさないでください。 - 絡まりが強い髪の“濡れ髪ブラッシング”はNG
濡れている髪は非常に脆く、摩擦で切れ毛の原因に。絡まりが強い日はドライ状態で軽いオイルを使いながら、軽く整えるのがおすすめです。
こんな人におすすめ
- 頭皮のベタつきやニオイ、スタイリング剤の残留感が気になる方
- 髪のボリューム低下や夕方ぺたんこが気になり、土台(頭皮)から整えたい方
- 毎日のシャンプー時間を“頭皮ケア”に変えたい方
- 髪を綺麗にしたい方
おすすめルーティン
- お風呂前:軽くブラッシング→花粉・ほこりを払う
- 予洗い30〜60秒:ぬるま湯で地肌から
- シャンプー中ブラッシング(最重要):生え際→頭頂部へやさしく
- トリートメント:中間〜毛先にコーミング
- タオルドライ→ドライ:仕上げに毛流れを整える
まとめ
- 最優先の使い方は「シャンプー中の頭皮ブラッシング」。
- 頭皮ケア重視・毛量多めの方は通常のイオンケアブラシを推し。
- プレミアムはツヤ感がでると言われるが、差は小さめ。日々の使い方が仕上がりを左右します。
- デメリット(静電気抑制は弱め・持ち運び不便・1本運用の手間)も理解して、**自分の生活動線に合う持ち方(2本運用も◎)**を。

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