正しいヘアケアの優先順位とは?美しい髪を守るための基本ガイド

ヘアケアというと何を一番に思い浮かべるでしょうか。

  • 美容院でいいトリートメント(システムトリートメント)をしてもらう
  • 家でいいトリートメントを使う
  • 洗い流さないトリートメントをつける

などではないでしょうか。

でも果たしてその方法が本当に髪を綺麗にしていく最善の方法でしょうか

この記事ではヘアケアの正しい知識と優先順位を解説していきます。

特に

  • ヘアケアしてるのに一向に髪が綺麗にならない。
  • 自分にはどんなヘアケアが必要なのかわからない。

そんな方にオススメ記事になっておりますので是非見てください。

目次

ヘアケアとは

ヘアケアは大きく分けて今の傷みに対してのアプローチ今の現状を悪くさせない方法があると考えています。

今の傷みに対してのアプローチ

代表的なものでいうと美容院でのシステムトリートメントになります。

美容院でのシステムトリートメントは髪内部に栄養が入る仕組みになっていることが多いです。

ただ勘違いされる方が多いのですが、今ある傷みをもとの状態に戻すことは不可能になります。

システムトリートメントも修復ではなく補修になりますので補修して綺麗になったとしても栄養が抜けると元の傷みの状態に戻ります。

なので、

一番大切なヘアケアは傷みを少なくすること

なのです。

システムトリートメントが悪いわけではなく、バランスが大切ということです。

せっかく美容院でいいトリートメントしても家のケアが疎かなら髪は一向に良くなりません。

今の現状を悪くさせない方法

回りくどい言い方ですが簡単に言うとホームケアになります。

ホームケアはかなり幅が広いので分野別に分けました

お金をかけずにケアする方法

お金をかけずにケアする方法
  • お風呂前にブラッシング
  • お湯の温度は38度前後がベスト
  • お風呂上りは出来るだけタオルドライをしっかりし、しっかり乾かす。
  • 市販のオイル系洗い流さないトリートメントは使わない。
  • アイロン前は何もつけない

お金をかけるヘアケア(大切な工程順)

髪を傷ませないことが一番のヘアケアです。

髪に負担をかける物からいいものに変えてもらうことが一番重要です。

特に毎日使うものこそいいものを使うことが重要になります。

1.髪の負担が少ないアイロンを使う

ヘアアイロンは家庭で使う道具で髪に一番負担の強いものです。

毎日アイロンする方はアイロンをいいものに変えるだけで2年後の髪の状態は劇的に変わります

いいアイロンの特徴
  • 温度の伝わり方が緩やか
  • 髪に当たるプレート部分がクッション性がある
  • 水蒸気爆発を起こしにくい

水蒸気爆発とは…髪内部の水分が急激に加熱されることで発生します。例えば、アイロンなどで髪の表面が急速に乾燥すると、内部に残っている水分が蒸発しようとして圧力がかかり、髪の繊維が破れてしまうこと。

麻野

ヘアアイロンはリファがオススメがオススメです。

2.髪の負担が少ないドライヤーを使う

ドライヤーはヘアアイロンの次に髪に負担が強いものになります。

アイロンを使わない方は一番重要度が高くなります。

いいドライヤーの特徴
  • 風力が強い(強すぎるとパサつくため風力の調整ができるもの)
  • 温度調整ができる
  • 早く乾くこと

顔に当てるモードとかついてるドライヤーなどもありますが髪を乾かすことに特化したものを選ぶのがオススメ

麻野

今のところホリスティックキュアーズのマグネットヘアプロドライヤーゼロがオススメです。

3.シャンプー

洗浄力が優しい界面活性剤をメインに構成してるシャンプーがオススメ。

洗浄力が優しい分、泡立ちが悪いことが多いので、泡立ちを良くするために洗浄力強めの界面活性剤を少し配合する程度ならOKです。

石油系界面活性剤は頭皮トラブルが起こりやすく、髪にも負担が大きい為使わないことを推奨します。

石油系界面活性剤代表成分
  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • ラウレス硫酸ナトリウム

4.家のトリートメント

美容院で販売している補修成分が入ってるトリートメントが一番髪にいいことはご存じだと思いますが、美容院で販売している家庭用のトリートメントは美容院でしてもらうシステムトリートメント程効果的なものではないものがほとんどです。

あくまで現状維持させて髪の状態を悪くさせないという気持ちで使っていただくことをお勧めします。

手触りがよくなるものを選びがちですが手触りがいいものはシリコンという油が多いだけのことが多いので要注意

シリコンが多いとべたつきが出たり、シリコンが多い状態でアイロンすると髪表面に被膜を作ってよりダメージの原因になります。

髪の収まりをよくさせるトリートメントでよくありがちなことですが、補修成分は全く入ってなく、シリコンでがちがちにして収めるというトリートメントがありますが、これを続けていくと髪はよくなるどころかどんどん悪くなります。

シリコンで髪の収まりをよくしてる人はいいトリートメントに変えた瞬間は物足りなさを感じますが2年後の髪の状態を考えて使っていただくことをお勧めします

5.洗い流さないトリートメント

市販のオイル系の洗い流さないトリートメントは酸化しやすい油のことが多い為、オイルをつけて日光に当たると髪が酸化しダメージに繋がります

又、髪に残留しやすいシリコンを使用していることがほとんどですのでシリコン残留によりダメージが蓄積されます。

髪に残留しやすいシリコン成分代表例
  1. ジメチコン(Dimethicone)
  2. アモジメチコン(Amodimethicone)

これらのシリコン成分は、髪にツヤや滑らかさを与えるため、コンディショナーやトリートメントに多く使用されていますが、残留しやすく、使い続けると髪に蓄積しやすい性質があります。

麻野

オイル系を使うなら酸化しにくく揮発性のいいオイルがオススメ。

6.不純物の除去

日常生活でシャンプーで取れきれない汚れは必ず出てきます。それを家で除去するのは難しいので美容院でしっかり不純物の除去をしてもらいましょう。

シャンプーで取りきれない不純物
  • シリコン
    特に、ジメチコンやアモジメチコンなどの残留しやすいシリコン成分は、通常のシャンプーでは完全に落ちにくく、髪に蓄積することが多いです。
  • ヘアスプレーやスタイリング剤の成分
    強力なホールドをするスタイリング剤やワックスの一部成分は、シャンプーだけでは落としきれないことが多いです。
  • 皮脂や油分の酸化物
    頭皮や髪に分泌された皮脂や油分が酸化し、酸化した状態のものは普通のシャンプーでは落としにくいです。
  • 金属イオン
    水道水の中には微細な金属イオンがあり髪に付着します(ダメージした髪の方が付着しやすい)金属イオンは多く含まれると摩擦によりキューティクルの損傷と酸化することでダメージになります。又、美容院でカラーをする際に過度なダメージや発色に大きく影響します。
  • 植物性油脂
    ウェットスタイルにする時に使うようなオイルは酸化しやすい為髪に酸化物が残留しシャンプーで取れない為、ダメージに繋がります。
  • 排気ガスや大気中の微粒子汚れ(PM2.5など)
    都市部で発生する大気汚染物質や排気ガスに含まれる微粒子が髪に付着し、シャンプーだけでは除去しにくい場合があります。

これらの不純物をしっかり除去するには、定期的に美容院でクレンジングをしてもらう必要があります。

麻野

当店では【UFB炭酸泉クレンジング】が最大限に汚れの除去を行います。

7.システムトリートメント

一番重要と思ってる方が多いですが、実は一番重要度が低いのです。

上の項目がクリアしてる状態で美容院でトリートメントをするとトリートメントの持ちが格段に上がります。

ただ、「結婚式を控えてる」や何かイベントがあってなど短期間で綺麗にしたいなら一番効果的です。

その他おすすめアイテム

シルクのナイトキャップもしくは枕カバー

  寝てる時の摩擦もダメージの原因の一つ。アマゾンで3000円前後で買えます。

タオル

  吸収性抜群のタオルがあれば便利。リファのヘアドライタオルがオススメ。

まとめ

自分のヘアケアの見直しになって頂ければと思います。

ヘアケアは日々進化しています。この記事も少しずつ進化していきますのでお楽しみに!笑

シャンプーも種類が多すぎて何がいいかわからないや、こんな時はどうしたらいいかなどの相談は下の問い合わせボタンからLINEでご相談頂けます。

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この記事を書いた人

完全マンツーマン施術で年間100件以上の縮毛矯正を施術する縮毛矯正オタク。機械音痴が調べながらブログに奮闘中!
くせ毛のお客様を中心に縮毛矯正、髪質の悩み改善&ダメージレスにこだわった施術を提供しております。

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