縮毛矯正後のシャンプーはいつからOK?正しいタイミングと直後のケア方法
縮毛矯正をした後は、髪がサラサラで気分も上がりますよね。でも、縮毛矯正後のシャンプーのタイミングを間違えると、縮毛矯正の効果が落ちることもあります。今回は「縮毛矯正後、シャンプーはいつからできるのか?」という疑問にお答えします。
縮毛矯正後のシャンプーはいつから?
縮毛矯正をした後、どれくらい待てばシャンプーできるの?
縮毛矯正後は、完全に固定されるまで少し時間がかかるので最低24時間はシャンプーを控えましょう。
縮毛矯正は薬を2回つけるのですが1回目の薬の成分(還元剤)が残ってしまってる場合、濡れることで反応してしまい、髪の毛が切れたり、ダメージも受けやすくなります。
又、2回目の薬(酸化剤)の反応が完全でない場合は、空気中の酸素で自然に酸化させることが大切です。
この酸化が不十分だと、癖が戻ってしまう可能性があるため、24時間はシャンプーを避けるのが基本です。
なぜ24時間なの?
空気中の酸素で自然酸化し、結合がしっかりする時間になります。
すぐにシャンプーしてしまうと?
縮毛矯正後すぐにシャンプーをすると、シャンプーに含まれる界面活性剤の成分が、酸化を妨げてしまう可能性があります。
これが原因で、ストレートの持ちが悪くなることがあるんです。
さらに、髪を濡らすこと自体も酸化を邪魔することがあるため、可能な限り髪を濡らさないように気をつけましょう。
その自然酸化は縮毛矯正後、最低24時間となりますのでその時間はシャンプーを控えるようにして下さい。
尚、補足をすると長時間空気酸化をさせる方がより結合が安定するので、可能であれば48時間シャンプーをしない方が、より縮毛矯正の効果が持続します。
Pilastro Hairオリジナルメニュー【UFB炭酸泉クレンジング】は薬剤の反応をしっかりさせ、薬剤の除去をしっかりさせる為、髪の結合が安定するのを早める効果があります。
ただ薬剤を100%反応させ、100%薬剤除去をさせることは不可能ですのでその日はシャンプーしないことをオススメします。
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例外はある?
シャンプーをしない方がいいことは変わらないのですが、次のような時は髪を濡らしてシャンプーはせずにトリートメントをつけてください。
- 汗をかいてしまった場合
- 海水を浴びてしまった場合
汗をかいてしまった場合
髪に縮毛矯正の1回目の薬(還元剤)が残っている場合、アポクリン腺から分泌された汗に含まれるアルカリ成分のアンモニアや尿素と反応する可能性があります。
還元剤は髪の結合を切る薬ですのでせっかく2回目の薬(酸化剤)でくっつけた結合がまた切れてしまい、ストレートが安定しなくなります。
海水を浴びてしまった場合
海水はpH 8前後のアルカリ性であるため、還元剤の再活性化や髪のダメージに繋がります。
又、海水に含まれている多くの塩分やミネラルも還元剤を再び活性化させてしまいます。
応急処置
応急処置として弱酸性水を髪全体にスプレーする
髪がアルカリに傾いている可能性がある為、弱酸性に戻す必要があります。
弱酸性水の作り方→100mlの水:ポッカレモン1~2滴
この時の注意としてポッカレモンを入れすぎない事
ポッカレモンはpH約2.1〜2.4の強酸になるので入れすぎると過剰にキューティクルが引き締まり手櫛が全く通らなくなります。
キューティクルが開いている状態は不純物が付着しやすい状態です。
不純物がついている状態でキューティクルを引き締めすぎるとキューティクルが歪な形に変形してしまったり、不純物が髪内部に閉じ込められ、ダメージに繋がることが考えられます。
手櫛が通らない状態で長時間いることでも髪のダメージは強くなりますので注意が必要です。
又、海水で頭皮の油分が奪われた状態で強い酸を頭皮にかけてしまうと頭皮に刺激が強く染みるのでお勧めしません。
応急処置後は出来るだけ早く汗、海水をしっかり流し、シャンプーはせずにトリートメントをしましょう。
まとめ
縮毛矯正後のシャンプーは、24時間後から可能ですが、48時間は自然酸化していきますのでその間はストレートを維持することをオススメします。
又、美容院によって薬剤は全く違い、薬剤処理の仕方も変わってきますので担当スタイリストに聞いてみてください。
縮毛矯正後のシャンプーのタイミングやケアに関するご質問がございましたら、ぜひPilastro Hairにご相談ください。
お客様に最適なヘアケア方法をご提案させていただきます。
その他に気を付けたいことはこちらの記事にまとめていますのでご覧ください。
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