最先端の縮毛矯正テクノロジー:あなたの髪がまるで素髪に生まれ変わる
この記事では、最新技術を駆使した縮毛矯正とは何なのか、そしてその効果についてわかりやすく解説します。
最新の縮毛矯正技術とは?
テクノロジーの進化とその背景
縮毛矯正の技術は、この10年で大きく進化しました。
今ではダメージを最小限に抑えつつ、しっかりストレートにする方法がどんどん開発されています。
なかでも一部の美容院で「pH移行還元技術」と「架橋トリートメント」を使った縮毛矯正が注目されています。
この技術を習得している美容師さんなら大きな失敗は少ないはずです。
今までとこれから
今までは癖をまっすぐにすることが出来ればいい時代でしたが、これからはダメージレス、自然な仕上がり、しっかり癖を伸ばす。
この3つが重要な要素になりました。
最先端縮毛矯正テクノロジー
pH移行還元技術
基本的に縮毛矯正はアルカリ性が主流ですが、ハイダメージ毛でも縮毛矯正が出来るように酸性の薬剤も登場し、近年では酸性の縮毛矯正が流行しています。
酸性薬剤は髪と同じ酸性領域なので、髪に優しいという特徴がありますが、薬剤パワーが弱いのでダメージが少ない髪質には向いていません。
そのため、酸性とアルカリ性を組み合わせた技術が登場しました。
アルカリ性薬剤と酸性薬剤のメリットデメリットはこちらの記事にまとめています。
pH移行還元技術は、髪のpH値を調整しながら薬剤を安全に浸透させ、内部構造を優しく変化させていきます。
これにより、髪への負担を減らしつつ、しっかり薬剤を浸透させ縮毛矯正をすることが可能です。
例えば、髪にダメージがある人は、酸性で優しく癖をとりつつ、薬剤が弱ければアルカリ薬剤を付け足してパワーをアップさせることが出来ます。
ベテランの美容師しかできない技術になります。
- 初めて行く美容院(スタイリストの技術、知識次第になってしまいますが…。)
- 髪に複合的なダメージがある人
- ホームカラーをしている人
架橋トリートメント
架橋ってなに?
架橋とは、髪の内部にあるケラチンというたんぱく質の繊維同士をしっかりと結びつける工程です。この結びつきによって、ダメージを受けた髪の内部が強くなり、弾力やツヤが戻ります。
架橋は髪を健康に保つための大事な工程なんです。
特に縮毛矯正やカラーで髪が傷んでしまった方には、この架橋がとても効果的です。
施術を通じて、髪の内側からしっかりケアし、さらに美しい髪へと導きます!
架橋トリートメントは、縮毛矯正と相性が抜群で、併用することで髪の補修効果を高める技術です。
美容院によってはこのトリートメント成分の中に、低分子活性ケラチンが含まれており、非常に小さな分子サイズで髪の内部に浸透しやすく、ダメージを補修しながら架橋&矯正を行います。
この低分子活性ケラチンは髪のタンパク質と結合し、強度と柔軟性を向上させるので、髪は滑らかでしなやかなストレートになります。
- 縮毛矯正履歴がある人
- 繰り返しカラーをしている人
- ダメージが気になる人
- 髪をいたわりながら縮毛矯正をしたい人
- 年々髪が細くなりハリコシがなくなってきたと思う人
最先端縮毛矯正のメリット、デメリット
メリット
- 髪へのダメージが少ない
- ダメージした髪にも有効
- 自然な仕上がり
最大のメリットはダメージした髪に有効的という事です。
ダメージが原因で断ってきた髪の状態でも縮毛矯正をすることが可能になりました。
※すべての髪に効果的という訳ではありません。
デメリット
- 施術時間が長い
- 限られた美容院でしか出来ない
Pilastro Hairでは【オートクチュール縮毛矯正】(架橋トリートメント込み)で平均施術時間は4時間程になります。
髪への負担が少ない分施術時間が長く、経験と知識のある美容師にしか出来ない技術になります。
まとめ
pH移行還元技術も架橋トリートメントを併用した技術も髪への負担を最小限に抑えつつ、効果的に縮毛矯正をしていく技術になります。元々の髪がダメージもなく健康な髪であれば最先端技術を使わずに綺麗な縮毛矯正をかけることも可能です。最先端だからすべて良い訳ではありませんので、自分の髪に必要な技術をしてもらえる美容師を探しましょう。
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