縮毛矯正の頻度は髪の長さで違う?ショート、ミディアム、ロングの適切な間隔
縮毛矯正は、クセ毛や広がりを抑えてサラサラのストレートになる魅力的な施術ですが、「次はいつ受ければいいの?」と頻度に悩む方も多いですよね。髪の長さによっても適切な間隔が変わってきますので、今回はショート、ミディアム、ロングそれぞれの髪の長さに合った縮毛矯正の頻度について解説します。
長さ別目安
ショートの場合
縮毛矯正の頻度:2〜4ヶ月に1回
ショートは髪が短いため、根元のクセが伸びるとすぐに目立ちやすいです。特に、くせ毛が強い方だと、新しく伸びてきた髪が全体のスタイルに影響を与えるので、比較的短いサイクルで縮毛矯正をするのがおすすめです。
ショートの場合は、2〜4ヶ月に1回のペースで縮毛矯正が目安です。
根元のリタッチ部分だけの施術でも、ショートは全体のバランスが重要なので、全体をするのか担当スタイリストと相談しながら整えることをオススメします。
ミディアムの場合
縮毛矯正の頻度:4~6ヶ月に1回
ショートに比べると伸びてきた根元のクセの影響は緩和されますが、クセが強い場合は早めのメンテナンスが必要です。
ミディアムは、4~6ヶ月に1回のペースで縮毛矯正をする事でストレスなく過ごすことが可能です。
前髪や顔まわりだけ縮毛矯正をする「部分矯正」を活用することで、コストダウンもでき全体の縮毛矯正の回数を減らすことが可能です。
ロングの場合
縮毛矯正の頻度:6〜12ヶ月に1回
根元が多少伸びても髪の長さ(重さ)でカバーできるため、頻繁に縮毛矯正をする必要はありません。
ロングは、根元のクセが気になるまで少し時間がかかるので、6~12ヶ月に1回程度の頻度が一般的です。
縮毛矯正は出来るだけ伸びてきた根元のみにして、髪が長い分、ダメージを受けやすくなるため、定期的にメンテナンスをしましょう。
長さとクセの強さ、種類によって頻度が変わる
長さによって縮毛矯正の頻度の説明をしましたがもちろんクセの強さによって縮毛矯正の頻度は変わってきます。
クセは大きく分けて「波状毛」「捻転毛」「縮毛」の3種類になります。
クセの種類についてはこちらをチェック
長さとクセの種類別縮毛矯正の頻度目安
波状毛(弱) | 波状毛(強) | 捻転毛(弱) | 捻転毛(強) | 縮毛(弱) | 縮毛(強) | |
ショート | 4~6ヶ月 | 2~4ヶ月 | 4~6ヶ月 | 2~4ヶ月 | 3~4ヶ月 | 2~3ヶ月 |
ミディアム | 6~12ヶ月 | 3~6ヶ月 | 6~12ヶ月 | 3~6ヶ月 | 3~4ヶ月 | 3~4ヶ月 |
ロング | 12ヶ月前後 | 4~6ヶ月 | 12ヶ月前後 | 4~6ヶ月 | 4~6ヶ月 | 3~6ヶ月 |
縮毛矯正の頻度を決めるときのポイント
年間スケジュールで目安を決める
日本に住んでいる方の考え方として、くせ毛の方が一番悩む時期というのが梅雨時期になります。その梅雨時期に縮毛矯正をすることを考えると年間単位で考えることがお勧めです。
縮毛矯正のする時期 | 年間回数 | |
---|---|---|
半年ペース | 6月前後、12月前後 | 2回 |
4ヶ月ペース | 6月前後、10月前後、2月前後 | 3回 |
3ヶ月ペース | 6月前後、9月前後、12月前後、3月前後 | 4回 |
2ヶ月ペース | 6月前後、8月前後、10月前後、12月前後、2月前後、4月前後 | 6回 |
例として、ショートなら4ヶ月ペースで年間3回、ロングなら半年ペースで全体を2回と、前髪だけは3ヶ月ペースで2回とか、工夫できますね。
リタッチのみか毛先までするべきか?
ケースバイケースですが一度綺麗に縮毛矯正をかけたら基本的にはリタッチのみの縮毛矯正がベストです。その場合縮毛矯正のリタッチと毛先をトリートメントで補修してあげるとコンディションがよくなります。
Pilastro Hairでは【オートクチュール縮毛矯正】で髪の強度を上げながらしなやかな質感にしていきます。
ただ、毛先がクセ戻りしてくる場合もありますのでその時は全体の縮毛矯正をしている方が綺麗に仕上がります。毛先まで薬剤をつける事で髪の負担もありますので可能な限りダメージを軽減するトリートメントなどを一緒にして頂く事をオススメします。
縮毛矯正の頻度が多いとダメージが大きくなる?
縮毛矯正の技術はダメージが大きい技術にはなりますが、頻繁に縮毛矯正をするからそれだけ傷みが強く出るという訳ではありません。
縮毛矯正は基本的には伸びた分のみ縮毛矯正の薬剤、毛先は何もつけない、もしくはトリートメントになります。髪に負担が増えるのは根元の薬剤を付けた部分のみになります。なので美容師側がしっかり見極めながら縮毛矯正をしている限り、繰り返しの縮毛矯正で特別傷むということはないのです。
ダメージが強く出る原因
- 薬剤選定が強すぎる
- 毎回毛先まで縮毛矯正をしている
- 毛先に栄養補給してない状態で高温のアイロン処理をする
- ホームケアをしっかりできていない
まとめ
髪の長さによって縮毛矯正の頻度は変わりますが、いちばん大事なのは髪の状態を見ながら適切なタイミングを見極めることです。Pilastro Hairでは、髪質やスタイルに合わせた縮毛矯正のプランをご提案していますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください!
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