縮毛矯正とカラーの順番とポイント:最も髪に優しい施術方法とは?
「縮毛矯正とカラー、どっちを先にやるべき?」と悩む方は多いのではないでしょうか。順番を間違えると、「色が抜けてしまった」「クセが戻ってしまった」など、仕上がりのクオリティに影響が出るだけでなく、髪へのダメージも増えることがあります。
この記事では、縮毛矯正とカラーの適切な順番、そして髪に負担が少ない施術方法を詳しく解説していきます。
カラーと同時施術のメリットデメリットに関してはこちらの記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。
縮毛矯正とカラーの適切な順番とポイント
縮毛矯正とカラーの順番は、希望する仕上がりによって異なります。髪にかかる負担を最小限にするために、状況別に最適な順番とポイントをお伝えします。
1. リタッチカラーの場合
ファッションカラーと白髪染めで順番が異なります。
- ファッションカラー
カラー → 縮毛矯正
リタッチの場合、先にカラーを施術することで、縮毛矯正がしっかりかかり、安定した仕上がりが得られます。
縮毛矯正後にカラーでも施術は可能ですがカラーのパワーを調整より縮毛矯正のパワーを調整の方が髪の負担も少ないので先にカラーがオススメです。 - 白髪染め
縮毛矯正 → カラー
先にカラーをしてしまうとせっかく染めた白髪が縮毛矯正の薬剤で抜けてしまうので先に縮毛矯正になります。ただ、縮毛矯正後の白髪染めは、髪の表面が強化されているため、白髪が浮きやすくなることがあります。又、白髪染めのカラーは放置時間を長くする必要がある為、同日の施術は髪への負担が大きくなる可能性がありますので、注意が必要です。
縮毛矯正後に適切な期間を空けてから施術することで、発色の悪さや髪への負担を減らすことができます。
2. 髪を暗くする場合
縮毛矯正 → カラー
髪を暗くしたい場合は、基本的には縮毛矯正後にカラーをすることになります。
カラーで暗くしてから縮毛矯正をすると、一瞬で色が抜けてしまうことがありますので注意が必要です。
暗くする場合でも、カラーリタッチ部分が3cm以上伸びている場合や前回カラーとの境目がかなり目立つ場合は縮毛矯正前に根元を一度明るく(リタッチカラー)することをお勧めします。
- カラー(根元トーンアップ)
↓1~2週間後 - 縮毛矯正
↓1~2週間後 - カラー(オンカラー)
この方法が一番髪に負担なく、縮毛矯正もカラーも綺麗に仕上がります。どうしても2日に済ませたいなら①②を同日にして後日③なら比較的髪への負担も少なくクオリティも維持できます。
希望の仕上がりと髪の状態によってカラーの回数を変えて頂くことをお勧めします。
3. 髪を明るくする場合
カラー → 縮毛矯正
髪を明るくしたい場合は、カラー後に縮毛矯正を施術するのが髪への負担が一番少なく縮毛矯正の仕上がりも綺麗になる方法になります。
ただ、髪を明るくしたいだけでなく、色味も入れたい場合は、縮毛矯正後にもう一度カラーをする必要があります。
- カラー(トーンアップ)
↓1~2週間後 - 縮毛矯正
↓1~2週間後 - カラー(オンカラー)
この方法が一番髪に負担なく、縮毛矯正もカラーも綺麗に仕上がります。どうしても2日に済ませたいなら①②を同日にして後日③なら比較的髪への負担も少なくクオリティも維持できます。
カラーを一回で済ませたいなら縮毛矯正後にカラーになりますがその分クオリティが下がり、ダメージも大きくなるので担当スタイリストとしっかり相談しましょう。
まとめ
縮毛矯正とカラーの施術順は、暗くするのか明るくするのか、リタッチなのかなど、目的によって変わります。髪のダメージと仕上がりを考慮し、髪に優しい方法を選ぶことが最も大切です。
どちらの施術を先に行うべきか分からない場合は、必ず担当スタイリストに相談しましょう!
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