縮毛矯正とストレートパーマの違いって何?
「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」って、どっちも一緒じゃないの?実はこの二つには明確な違いがあります。今回はその違いと、どちらが自分に合っているのかを見極めるポイントをお伝えします。
縮毛矯正とは
縮毛矯正は、クセをまっすぐにしうねりや広がりの悩みを改善する技術のことです。
薬剤を使って髪の内部構造を変え、アイロンで熱をいれクセをまっすぐにします。
- ツヤのあるサラサラな髪になる
- 早朝のスタイリングが簡単になる
- 雨の日でも膨らまずストレートを維持できる
強いくせ毛やうねが気になる方におすすめの技術です。
縮毛矯正の基本についてはこちらをご覧ください。
ストレートパーマとは
名前はストレートとついていますが髪をまっすぐにするものではなく、薬剤を使って癖を緩くしたりパーマを落としたりする技術になります。
- アイロン工程が無い
癖を緩くしたいだけの方におすすめな技術です。
工程の違い
縮毛矯正もストレートパーマも薬剤自体は同じ物を使いますが決定的な違いはアイロン工程があるかないかになります。
- 1剤塗布
- 流し
- ドライ、ブロー
- アイロン ストレートパーマはこの工程を省きます
- 2剤塗布
- 流し
という流れとなりますが、ストレートパーマは④のアイロン工程がありません。
1剤で髪の結合を切り、2剤で再結合させることで安定化させるのですが、途中にアイロン工程があることで癖を伸ばしていきますのでストレートパーマのアイロンなしの工程では癖をまっすぐにすることは不可能になります。
縮毛矯正の詳しい工程はこちらをご覧ください。
お店によって呼び方が違う
近年縮毛矯正のことをストレートパーマとして謳っているお店が多くあります。
これの背景としては、
- 縮毛矯正=まっすぐ、ツンツン
- ストレートパーマ=柔らかい、ツンツンしてない
というイメージが一般の方で多く、美容院でもストレートパーマとして縮毛矯正をしてる店舗が増えてきています。
ここで注意してほしいのが、
今までストレートパーマで癖がまっすぐに伸びていても、他の美容院でストレートパーマしたら癖が伸びない事もある
という事です。
違いは途中工程でストレートアイロンを使用しているか
- ストレートアイロンしている→縮毛矯正
- ストレートアイロンしていない→ストレートパーマ
ここだけをしっかり覚えていれば他の美容院に行くことになったとしても自分が何をしていたか伝えることが可能です。
Pilastro Hairはストレートパーマのメニューは置いておりませんのですべて縮毛矯正になります。
縮毛矯正とストレートパーマどっちがいいの?
縮毛矯正とストレートパーマのどちらがいいかは、髪の悩みや仕上がりの希望によって変わります。
縮毛矯正は、強いくせ毛や広がりが気になる方におすすめで、しっかりと癖を伸ばしたい方に向いていて一度綺麗に縮毛矯正をすると半永久的にストレートが持続します。湿気の多い日でも髪が広がりにくくなります。
一方、ストレートパーマは軽いクセ毛やボリュームを抑えたい方におすすめで、真っすぐにしたい訳ではなくて今の癖を緩くしたいや、パーマを落としたいだけなどの方に向いています。
ということで、癖を伸ばしてストレートにしたいならなら縮毛矯正、クセを緩くしたい、パーマを落としないならストレートパーマが良い選択となります。
まとめ
以上、縮毛矯正をストレートパーマの違いでした。
お店によって名前が異なるのでストレートパーマをお願いする際は途中工程でアイロンをするか確認することをお勧めします。
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